こんにちは、スッキーです。
人気ヴェポライザー『FENiX MINI』に後継機が登場しました!
FENiX MINI PRO(フェニックス ミニ プロ)のレビューです。
MINI(旧型)に比べてPRO(新型)は、かなり進化したようですね。
さっそく、レビューします。
商品提供:VAPONAVI
この記事の監修者
加熱式たばこブロガー
ゲンキ
国内最大級の加熱式たばこ、電子たばこマガジン「モクログ」を運営。日本の加熱式たばこブロガーの一人。2016年3月より運営開始、紙巻きたばこに変わる加熱式たばこ、電子たばこの専門家として、たばこに興味のある人のために情報を発信中。
WEECKE FENIX MINI PRO(フェニックス ミニ プロ)とは?進化したヴェポライザーの特徴を解説
WEECKE社が発売した『FENiX MINI PRO』は、コンベクション方式のヴェポライザーです。
新型の特徴
- コンベクション方式
- マウスピースが交換可能
- バッテリー容量を2,300mAhに変更
- バイブ機能を追加
- メンテナンス性アップ
- 加熱温度・喫煙時間が変更可能に
- 液晶ディスプレイが見やすくなった
MINIに比べて使い勝手が向上していますが、PROの最大の特徴はエアーパスクリーニング(底面からチャンバーまでの通り道)に対応したところ。
チャンバー底部のメッシュを簡単に分解できるため、メンテナンス性が大幅にアップしています。
それでは、見ていきましょう。
パッケージ
黒を基調としたオシャレなパッケージです。
箱を開けると袋に包まれた本体とユーザーマニュアル等がキレイに収まっていました。
付属品
- FENiX MINI PRO本体
- マウスピースフィルター
- USBケーブル
- チャンバークリーニングブラシ
- エアーパスクリーニングブラシ
- セラミックフィルター
- ピッキングツール(本体収納)
- ユーザーマニュアル
スペック
サイズ | 52x25x84mm |
バッテリー容量 | 2,300mAh(内蔵) |
温度範囲 | 160-230°C(1℃単位調整可) |
喫煙時間 | 180-360秒(調整可) |
充電用ポート | microUSB(5V/1.5A) |
充電時間 | 約2時間 |
加熱方式 | コンベクション(熱対流) |
バイブ機能 | 〇 |
FENiX MINI PRO 実機レビュー|圧倒的に使いやすくなったコンベンション方式のヴェポライザー
見た目の変化はあまり感じられませんが、MINIより少し角ばったデザインが良いアクセントになっています。
FENiXシリーズではお馴染みのワンポイントロゴも健在ですね。
本体側面に電源ボタンとコントロールボタン(+・-)を搭載。各ボタンをクリックしながら操作を行います。
本体はサラサラとした質感で指紋が付きにくいと思う。
液晶ディスプレイは大きな数字でハッキリと見やすい!
本体上面にLEDディスプレイを搭載。この辺りはWEECKEシリーズって感じですね。
ディスプレイは、明るく数字も大きくかなり見やすくなりました。
バッテリー残量、加熱温度、喫煙時間をひと目で確認できる、シンプルでわかりやすいところも魅力の一つですね。
トップパーツはマグネットを採用したスライド式に変更
本体とトップパーツはマグネット式。
横からパチンっとハメる構造(MINI)から一転、トップパーツの溝を本体側の突起部に接続する構造(PRO)に変更されています。
トップパーツはスライドさせながら装着してくださいね。
消耗品といわれていたトップパーツを改善させたっぽい。
マウスピースは取り外し可能!一体型から改善され洗浄しやすくなった
MINIはトップキャップ一体型マウスピースを採用していましたが、PROからマウスピース交換が可能になりました。
但し、510規格ではなくただの筒。
PRO専用規格の為、好みのドリップチップを取り付けることができないんですよ。そこが残念ですね。
このマウスピースは自由自在に長さを調整できます。
自分の咥えやすい位置に調整できるのは嬉しいポイント。
それと、一体型から解放されたので洗浄がラクになりました。
チャンバーは熱対流|コンベクション方式を採用
チャンバーはこんな感じ。コンベクション方式です。
MINIと同じチャンバー径なので、FENIX MINI専用のヒーティングチューブスペーサーでしたら、そのまま使用することが可能なんだとか。
スペーサー使用時の注意
喫煙直後のスペーサーはかなり熱いです。
絶対に素手では触れないようにしましょう。
すぐにスペーサーを取り出したい場合は、シャグポンのように叩いて灰皿の上に落とすか、ピンセットなどを使用して取り出すようにしてください。
バッテリー容量2,300mAhへ|充電はmicroUSBポート
本体底面にピッキングツールと充電用ポートを搭載。
バッテリー容量は「1,600mAh(MINI)→ 2,300mAh(PRO)」にアップしています。
付属のmicroUSBケーブル(DC5V/1.5A)を接続して充電してください。5V/2A以下の充電器を使用してくださいね。
タバコ葉をかき出す「ピッキングツール」を搭載し、スクリューメッシュまでも外せる!メンテナンス性が大幅にアップした
たばこ葉の掻き出しにも使える「ピッキングツール」は、マグネットにより固定され脱着がスムーズに行えます。
本体収納となり、いざって時に便利だと思う。
で、このピッキングツールをエアーパスに押し込むと・・・。
なんと、チャンバー底部のスクリューメッシュを丸ごと外せます!
これを待っていた方も多いはず(笑
完全に貫通するのでお手入れがラクに!
ヴェポライザーを使用している人なら経験したことがあると思いますが、チャンバー底に溜まる葉のカスが原因でドローが重くなることがありました。
もう、大変な思いをしながら分解する必要はない。
ピッキングツールを押し込んで「ポンっ」と外すだけ!誰でも簡単にできちゃいます。
ただ、スクリューメッシュ自体には葉のカスが溜まるので、メンテナンスは必要ですね。
まぁ、ここまで分解できれば便利ですし、悪くなっても部品交換が可能なため、ヴェポライザーの寿命も延びると思います。
WEECKE社の本気の姿勢が感じ取れるのではないでしょうか?
痒い所に手が届くヴェポライザーですね。
まろやかな喫味を楽しめる!セラミックフィルターは健在
PROには、C-VAPOR 4.0から採用された、イガリを抑え喫味をまろやかにする『セラミックフィルター』が付属しています。
シャグの種類にもよりますが、イガったり、キックが強すぎると感じる方は装着してください。
ゴムパーツにセラミックフィルターを押し込んで、トップパーツ底に装着するだけで使用できます。
簡単に装着できるので、喫味の違いを体験してくださいね。
FENIX+とPROのサイズを比較
FENIX + の横に置くとこんな感じ。とりあえず、プラスがデカすぎる。
MINIより若干サイズアップしましたが、PROも普通に使いやすいサイズだと思います。
ただ、ポケットに入れて持ち運ぶのは厳しいかな。
FENIX MINI PROの使い方|電源や加熱温度の調整方法
- 電源ON/OFF:電源ボタン5回クリック
- 華氏/摂氏切替:電源ボタンと-ボタンを同時長押し
- 設定温度:+/-ボタンで設定(160℃~230℃)
- 喫煙時間:電源ボタン長押し後、+/-ボタンで設定(180秒~360秒)
※電源OFF時に電源ボタンを押すことでバッテリー残量を確認できます。
フェニックスミニプロを実際に使ってみた感想|シャグポンは厳しいけど、掃除が簡単!評価の高いヴェポライザー
ブラスパのカフェバニラをひとつまみ入れて180℃で吸っていきたいと思います。※セラミックフィルター装着済み
そういえば、PROにはピンセットが付属していませんね。
ピンセットでシャグを詰めたほうがラクなので、お持ちでない方は100均などで購入してください。
FENiXシリーズは、チャンバー径が広く浅くなので、シャグの出し入れがスムーズに行えます。
設定温度に到達すると振動するので体感的にわかりやすい。バイブ機能は地味にうれしい。
吸ってみた感想としては、ブラスパのクリーミーでほろ苦いコーヒーの香りを楽しめました。
最初は180℃(3分)で吸ってみたけど、4分くらいが良さげかな。
ちょっとイガるけど、ドギツイ香りとキック感がたまりませんね。
それと、連続で使用すると本体が熱くなるんですが、マウスピースが全くと言っていいほど熱くなりません!
PRO専用マウスピースはかなり良いと思う。
シャグポンは厳しいかな?
何度か挑戦しましたが、うまくいきませんでした。
プラスはシャグポンできたけど、PROは厳しいかもしれませんね。
でも、ピッキングツールが本体に収納されているので助かります。
わかっていたことだけど、チャンバーにはコーヒー牛乳のような匂いが染みついています。カフェバニラ専用機になりそう・・・。
コンベクションで汚れにくいし、メンテナンス性については言うまでもありませんね。
細かいところまで掃除できるから便利です。
強いて言うなら、トップパーツ内の掃除が面倒。ホント、そこだけ。
バッテリー持ちは「加熱温度230℃ / 喫煙時間4分(240秒)」の場合で『13~15回』ほど使用できました。
ヴェポライザーの中では優秀だと思います。
※「加熱温度・喫煙時間」の設定次第でバッテリーの持ちは変動します。230℃(360秒)だと約10回ほど。
まとめ
FENiX MINI PROは、ユーザーが求めていた構造となり痒い所に手が届く。
そんなヴェポライザーだと思います。
メンテナンス性が大幅にアップしたことが嬉しいポイントですね。
誰でも簡単に分解できるPROはかなり使いやすいと思う。
喫味重視なら『FENIX +』だと思いますが、メンテナンス性を考えればPRO一択。
では、また。
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