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HELLVAPE MD RTA レビュー|可もなく不可もなく無難なアトマイザー

HELLVAPE MD RTA

こんにちは、スッキーです。

Dead Rabbit(デトラビ)などで有名な”Hellvape”から初となるMTL向けRTAが登場しました!

ヘルべイプ MD RTAのレビューです。

今年の1月くらいに発売されたアトマイザーだけど「予約注文+コロナの影響」で届いたのが昨日。4ヵ月ってのは長いですね。

注文した事さえ忘れるレベルでした。

そんなこんなで、さっそく、レビューします。

HELLVAPE MD RTA レビュー

HELLVAPE MD RTAのパッケージと本体

MD RTAは、HELLVAPEから発売された初のMTL向けRTAです。

見た目に惹かれて購入したんですが、ドリップチップからデッキまで独特な構造でした。

ドリップチップは510規格を採用しています。少し特殊な形状で付属のDL向けドリップチップに交換することで、見た目がガラッと変わるのも印象的。

また、AFCリングだけでなく、ターンテーブルと呼ばれるエアフローパーツを交換して多彩なエアフローを調整することが可能です。

見た目だけでなく、中身が面白いアトマイザーですね。

さっそく、見ていきましょう。

 

パッケージ

HELLVAPE MD RTAパッケージ

黒を基調とした派手なデザインのパッケージです。

HELLVAPE MD RTAのパッケージ開封

内箱をスライドさせて中身を取り出します。

 

付属品

HELLVAPE MD RTA付属品

  • HELLVAPE MD RTA 本体
  • 510ドリップチップ(MTL/DL)
  • プレビルドコイル(0.7Ω、1.2Ω)
  • エアフローパーツ
  • バブルガラスチューブ
  • マイナスドライバー
  • スペアパーツ一式(Oリング、ネジ)
  • ステッカー
  • ユーザーマニュアル

 

スペック

サイズ φ24mmx48.95mm
材質 ステンレス
リキッド容量 2.0 ml / 4.0 ml
リキッドチャージ トップフィル式
エアフロー ボトムエアフロー
コイル 0.7Ω、1.2Ω
スレッド 510スレッド
ドリップチップ 510規格

 

外観

HELLVAPE MD RTA(本体)

MD RTAは、直径24mmのRTAアトマイザーになります。

ブラック&ゴールドカラーの煌びやかなデザインが印象的。チャンバー部分にはMDロゴがワンポイントで刻印されています。

カラバリは全6色が用意されていました。

HELLVAPE MD RTAエアフローホール

ボトムエアフローは6段階。AFCリングは取り外し可能です。

  • φ0.8mm
  • φ1.0mm
  • φ1.2mm
  • φ1.6mm
  • φ1.8mm
  • φ2.0ⅹ4mm

0.2mm刻みの繊細なエアー調整で自分の好みに合ったドローを選択できます。

AFCリングを回しながらドロー調整を行ってくださいね。

ちなみに回り止めが付いているので全閉はできません。無段階調整不可です。

HELLVAPE MD RTAの本体底部

底部にはロゴなどがデザインされています。

 

分解

HELLVAPE MD RTAを分解してみた

分解すると4つのパーツに分かれます。

 

ドリップチップ

HELLVAPE MD RTAのドリップチップを外した

ドリップチップは汎用性の高い510規格を採用。

購入時にはMTL向けドリップチップが装着済みです。

HELLVAPE MD RTAのドリップチップを交換

DL向けドリップチップも付属しています。好みに応じて交換してくださいね。

MD RTAは、MTLに特化したアトマイザーですが、重めのDLでも運用できるようになっています。

HELLVAPE MD RTAのドリップチップ

510規格のドリップチップですが、特殊な形状をしていますね。

MD RTAは、トップフィルのスライド式を採用しているので、底面の出っ張り部分は、誤ってスライドさせないためのロック機能のような役割を果たします。

HELLVAPE MD RTAのドリップチップ底部

その為、リキッドを補充する際は、ドリップチップを一度外さないと補充できませんので注意してください。軽く緩めるだけでもOKです。

 

ガラスチューブ

HELLVAPE MD RTAのガラスチューブ

ガラスチューブは「4ml」と「2ml」を好みに応じて交換できます。

デッキとトップパーツのOリングで固定されているだけなので、簡単に交換可能です。

バブルガラスチューブに交換すると直径26mmくらいになったので、乗せれるMODが限られますね。

 

チャンバー

HELLVAPE MD RTAのチャンバー内部

チャンバーはトップパーツと一体型構造です。

内部は滑らかなテーパーデザイン。MTLの割にチムニーの内径は太めですね。

 

デッキ

HELLVAPE MD RTAのデッキ

2ポストのシングルコイル前提のデッキです。デッキ部分にメッキ加工が施されていました。

HELLVAPE MD RTAのネジを緩めた

コイルを固定する際に、マイナスドライバーでイモネジを締めたり緩めたり調整します。

2ポストのシングルコイル専用デッキなので、コイルビルドは簡単ですね。

HELLVAPE MD RTAのエアフローパーツ交換

MD RTAの最大の特徴は、ターンテーブルと呼ばれるエアフローパーツが付属していることです。

このエアフローパーツはネジ式ではなく、Oリングで固定されているだけ。簡単に脱着を行えます。

HELLVAPE MD RTAのエアフローパーツを外した

エアフローパーツの向きを変えることでストレートとハニカムの計4パターン切り替え可能。

AFCリングで調整するだけでなく、デッキ側でも4段階のエアフロー調整を行えるのが最大の魅了ですね。

HELLVAPE MD RTAのエアフローホールは調整可能

エアフローパーツを付けるところには溝が彫られているので、回転方向は決まっています。

180℃回転させてエアフローの形状を切り替えてください。

 

コイルビルド

HELLVAPE MD RTAにコイルビルドした

2ポストのシングルデッキなのでコイルビルドは簡単。

イモネジを緩めてコイル足を差し込んだら固定してカットするだけです。

HELLVAPE MD RTAコイルの高さ

コイルはエアホールの真上に固定しました。

コイル足をカットするには、チャンバーまで余裕があるのでポストのツラでカットすれば問題ありません。

HELLVAPE MD RTAにコットンを付けた

ジュースホールが大きいんですよね。なのでいつもよりコットン量を増やしました。

ジュースホールを塞ぐようにウィッキングしてください。

付属していた0.7Ωのコイルを使用しましたが、実際の抵抗値は0.75Ωくらいです。

 

リキッドチャージ

HELLVAPE MD RTAリキッドチャージホールはスライド式

トップフィルのスライド式を採用しています。

トップパーツに矢印がデザインされているかと思いますが、矢印方向にトップパーツをスライドさせてください。

ちなみにドリップは完全に取り外さなくても少し緩めればスライドできます。

HELLVAPE MD RTAはスライド式のリキッドチャージホール

リキッドチャージホールは大きいので普通のノズルならすんなり入ります。

HELLVAPE MD RTAにリキッドチャージ

VCT SWEET ALMONDを補充してみました。

HELLVAPE MD RTAをMODに乗せた

Asmodus STRIDE に乗せてみたけど、マジでカッコいい!

0.7Ωのコイルを使用。

DL向けドリップチップ、バブルガラスチューブ、ストレート(エアフローパーツ)で吸っていきたいと思います。

 

実際に使ってみた感想

HELLVAPE MD RTAで吸ってみる

エアフロー(6)で吸ってみたけど重めのDLですね。

爆煙とまではいきませんが、ミスト量はそれなりに多く、味は普通かな(汗

味が出なくて吸えないレベルではなく、無難に味が出るアトマイザーだと思います。

可もなく不可もなくって感じ。

AFCリングを絞ると重くなるから、しっかりとした作りでMTLとDLを使い分けて楽しめますね。

試しにドリップチップとエアフローパーツを交換してエアフロー(1)で吸ってみました。

MTLガチ勢が満足できる激重ではないけど、ドローはMTL向けの重さになります。

ただ、1つ気になったところがありまして、特別飛び抜けた個性がないんですよ。

MTLとDLを使い分けれますが、どちらかに特化してるわけではないし、美味しくもなければ不味くもない。

そう。全てが無難すぎるんですよね。

個人的には見た目で選ぶアトマイザーだと思いました。

 

まとめ

MD RTAは、特に飛び抜けたところもなく無難なアトマイザーでした。

ほんと、これといってないんですよね。

エアフローパーツを交換してミストを楽しみたいなら、クトゥルフシリーズのほうが上だし。

たぶん、オブジェになると思います。

2,3年前なら流行っていたかもしれませんね。そんな感じ。

では、また。