こんにちは、スッキーです。
CLUB JTオンラインショップで販売されている「煙管屋のきせる」と「小粋(こいき)」を買ってみました!
初めて煙管にチャレンジするという方でも扱いやすく、気軽に煙管の所作を楽しむことができるそうです。
さっそく、レビューします。
煙管屋のきせる・真鍮(L)レビュー
こちらが煙管屋のきせるです。
価格は2,480円/税込
煙管本体とモールクリーナーが付属しており、お手入れする際にモールクリーナーを使用するそうです。
「煙管屋のきせる」は、1916年(大正5年)の創業当初から金属張りのきせるを製造し、現在も金型プレスで型物きせるを製造している新潟県燕市の金属加工会社で作られています。型物とはいえ、完成までには熟練の職人の手仕事による鍛金作業、ろう付けや研磨を行い、天然竹の羅宇を挿げて仕上げられます。切削や鋳造で作られるきせるもあり、今では金型で作られるきせるも希少なものになりつつあります。
きせるの外観
長さは約23cmで重さは約29g。
竹と真鍮で構成されおり、ザ・キセルという見た目がカッコいいですね。
キセルといえば花魁か五右衛門。慶次だと激熱演出かな。
僕の中ではそんなイメージがあります。
細く絞られた吸い口で口元は咥えやすく吸い心地も抜群です。
刻みたばこ葉を詰める火皿です。
キセルは、この部分に軽く丸めた刻みたばこ葉を詰めて使用します。
そういえば、歌舞伎役者は役柄(武士や町人や農民など)によってキセルの持ち方が違うようですね。
歌舞伎を見に行ったことがないので知らなかったけど、やっぱり芸が細かいと思う。
刻みたばこ葉!小粋(こいき)レビュー
きせる用の純国産刻みたばこブランド「小粋(こいき)」です。
内容量は10g、価格は520円/税込。
特徴
無香料の極細刻みで、ほのかに甘さのある柔らかく繊細な味・香り
※日本の土地や風土に合った国産在来種の銘葉5品種を特別に栽培してブレンド
シャグに比べると高価な部類になりますが、1回の使用量が少ないので安いかもしれませんね。
使い方としては、指先でひとつまみ取り出し丸めて煙管に詰めるようです。
この高級感!とてもお上品なパッケージです。
刻みたばこ葉は極細。刻み幅は0.1mmだそうです。
柔らかい香りで程よく乾燥していました。
手巻き用のたばこ葉(シャグ)と比べてもその差は歴然。かなり細いたばこ葉になっています。
刻みたばことは?
葉たばこを細かく刻んだものを刻みたばこといい、きせるに詰めて喫煙します。江戸時代には一般的なたばことして広く親しまれていました。煙に膨らみと熟成した香り、しっとりとした旨みがあり、刻みに触れる・つまむなどの所作を通じて、指先での感触も愉しめるたばこです。
実際に使ってみた感想
刻みたばこを少量摘まみ、ふわっとさせるイメージで丸めます。
火皿に詰めるというより、乗せる感じですかね?
マッチなどを使用し火をつけますが、近火だと焦げてしまうので、遠火で優しく火をつけてください。
実際に吸ってみた感想としては、芳醇な香りが口の中に広がります。
シャグや紙巻きたばこに比べると上品な香りでタバコ葉本来の風味を楽しめると思う。
大体5口くらい吸える印象で、ゆっくり吸っても喉にグッとくるキック感を味わえます。
ふかしながら吸うと上品な香りが口いっぱいに広がりますね。
ウマい!というより風味に酔いしれる感じだと思います。
きせるのお手入れ(クリーニング)
煙管のお手入れは付属のモールを使用するようです。
口元からモールを挿入し、上下に動かしながら汚れを取り除く。
ヤニが落ちない場合は、消毒用エタノールを染み込ませたモールで掃除すると汚れが落ちやすいそうです。
火皿の内側は2つに折り曲げたモールで汚れを取り除く。
当たり前ですが、この部分が一番汚れますので、こまめなお手入れが必要だと思う。
2、3回使用しただけでも、これだけ汚れが付着します。
こちらも汚れが落ちにくい場合は消毒用エタノールを使用してください。
まとめ
今回キセルで小粋を吸ってみましたが、紙巻きたばこや加熱式タバコでは味わえない、上品な風味を楽しめると思います。
手巻きたばこ用のシャグとも違うんですよ。
気になる方は試してみてくださいね!
では、また。